プロンプトの表示を変更する
プロンプトに表示されるユーザー名(otomo3)、ホスト名(otomosa)、カレントディレクトリ(test)が表示されていますがここを変更することが可能です。その方法を記載します。
初めに
システムにログインした直後に起動されるシェルはログインシェルと呼ばれます。
ユーザー毎のログインシェルは/etc/passwdファイルに記述されています。次に示すのは /etc/passwd ファイルの一部ですが、ユーザーのログインシェルは bash になっています。
ユーザーがログインすると、シェルは「$」や「#」などのプロンプトを表示してユーザーからの指示を待ちます。プロンプトはシェルによって表示が若干異なります。
bashでは一般ユーザーの場合は「$」が表示され、スーパーユーザーの場合は「#」 が表示されます。またユーザー名やカレントディレクトリー名、ホスト名を表示するなど、 プロンプトの表示形式を自由に設定することができます。この設定は環境変数 PS1で行います。
変更方法
コマンド | 説明 |
---|---|
\d | 日付(曜日、月、日)を表示 |
\h | ホスト名 |
\n | 改行 |
\s | シェル名 |
\t | 時間表示(24時間制) |
\u | ユーザー名 |
\v | ビルドバージョン |
\w | カレントディレクトリを表示 |
\$ | UIDが0の場合に[#]、それ以外に[$]で表示される |
日付を表示
export PS1=”\d”
複数でもできます
export PS1=”\u\h:\w\$”
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