パソコンとサーバーとの違い
今回の記事ではパソコン(デスクトップ)とサーバーとの違いについて解説していきたいと思います。
はじめに
最初に答えを記載してしまうと違いは役割です。
物理的な物としては大きな違いはなく、使用しているOSや搭載している数などに違いがあったりします。
役割の違いとは
サーバーはなにかのサービスを提供することが目的で作成されます。
ファイルサーバーであったり、DNSサーバーであったりします。
サーバーは複数人からアクセスされることを前提に構築されます。
そのためサーバーにアクセスしたときに使えない時間があるのであれば、それはサービスを提供しているサーバーとは言えません。
さらに保存されている情報が消えない、利用者を限定する(セキュリティ)必要があったりします。
つまり「可用性」、「機密性」、「完全性」がサーバーを構築する上で特に大事になってきます。
- 可用性:許可された利用者が必要な時に情報資産にアクセスできる
- 機密性:アクセスを認可された者だけが情報にアクセスできる
- 完全性:情報が正確かつ完全である(改ざんされていない)
物理的な違いとは
物理的な違いは特にありません。
パソコンとサーバーは以下の主要なもので構成されています。
他にも必要なものは多々ありますがいったんおいておきます。
- マザーボード
- CPU
- メモリ
- ハードディスク
マザーボード
基盤となるべきものです。マザーボードにCPUやメモリ、ハードディスクを搭載します。
CPU
日本語では中央処理装置であり、命令を各部に伝達したり、計算をおこなったりしています。
メモリ
一時的に記憶させておく場所です。
ハードディスク
長期的に記憶させておく場所になります。
使用しているOS違い
パソコン(デスクトップ)で使用されているOSの約7割がWindows OSが使用されています。サーバーはサーバー用のWindows Server OSやLinux(Red HatやCentOSなど)があります。
サーバーで使用されているOSもWindows Serverが多いようです。
まとめ
サーバーは複数人にサービスを提供するために構築されるものです。
そのため、アクセスが集中してもサーバーがダウンしないようにCPUやメモリやハードディスクなどの性能を高い物を選んだりします。
またサービスの用途によってサーバーのOSを変えたりもします。
ただパソコンでもサーバーでもWindowsが多く使用されているのはMicroSoft社はさすが?ですね。
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