アクセス権とは【Linux用語集】

ファイルやディレクトリを作成した時に設定されるアクセス権は、umask値で決定されます。
デフォルトのアクセス権はファイルは「666」、ディレクトリは「777」になります。
umaskコマンドでumask値の設定や確認ができます。デフォルト値からumask値を引いた値を設定することができます。
umask [マスク値]
現在のumask値を確認する
umask値はユーザーごとに設定されます。umaskコマンドをオプションなしで実行すると、現在のumask値を確認できます。
$ umask

設定方法
最近ではumask値は4桁で表示されますが、ここでは下3桁を見ればよいと思います。ファイルを作成した時のアクセス権は”644″ (=666-022)、ディレクトリを作成した時のアクセス権は”755″(=777-022)となります。次の例ではumask値を”027″に設定しています。その結果、新規作成されたファイルには、その他のユーザーについてはすべての権限が与えられません。
umask 027


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