【Active Directory】ドメインコントローラー降格方法

【Active Directory】ドメインコントローラー降格方法

ドメインコントローラーの降格

ドメインコントローラーの降格とは、ドメインコントローラーとして使用していたサーバーを通常のサーバーに戻すことです。

降格する理由としてはサーバーのライセンスが近づいてきていることや、ハードウェアの故障が原因など様々な原因があります。古いOSのドメインコントローラーの削除などで必要な作業です。

今回降格するOSはWindows Server 2019になります。

サーバーマネージャーから役割の削除

  1. サーバーマネージャーから[管理] ->「役割と機能の削除」を選択します

  1. [次へ] を押します

  1. 降格させたいドメインコントローラーを選択し、[次へ]を押します

  1. 「Active Directory Domain Services」のチェックを外します
  1. チェックを外そうとすると以下が画面が出てきますので、[機能の削除]を押します
  1. 「検証結果」で降格できないメッセージが表示されますが、正常な動作です。一番下の「このドメインコントローラーを降格する」を押します。

  1. Active Directory ドメイン サービス構成ウィザードが実行されます。必要に応じてチェックを入れます。各項目は以下の通りです

►このドメインコントローラーの削除を強制

 通常の降格が失敗したときにチェックを入れます

  1. DNSサーバーやグローバルカタログサーバーとなっている場合、確認が表示されます。事前にDNSサーバーやグローバルカタログサーバーをほかのサーバーに移行したうえで、チェックを入れます。

  1.  降格後のローカル Administratorのパスワードを指定します。
  1.  項目の確認後、[削除]ボタンを押します。右下の[スクリプトの表示]ボタンでPowerShellコマンドレットを表示できます。