【資格取得に向けて】基本情報技術者試験とは

【資格取得に向けて】基本情報技術者試験とは

基本情報技術者試験の位置づけ

基本情報技術者試験は、国家資格である情報処理技術者試験の12区分の1つであり、基本的知識や技能を問うレベル(レベル2)に位置づけられています。

IT業界で仕事をするエンジニアにとって、基礎的な知識を問う問題が多いため一般的な人がいきなり試験を受けて合格するレベルではありません。

アルゴリズムを理解できることや、簡単なプログラムを組めることが必須と考える人もいるでしょう。
このように、人によって認識の異なるIT関連の基礎知識について、国がここからここまでだと定義しているのが「基本情報技術者試験」です。
英語ではFundamental Information Technology Engineer Examinationといい、FEという略称で呼ばれることもあります。

勉強時間は?

基本情報技術者勉強時間は200時間が目安 基本情報技術者試験の合格には、IT初学者の場合、 200時間程度の勉強 が必要と言われています。 200時間というと、毎日3時間勉強しても2ヶ月以上はかかる計算です。 合格には、コツコツと勉強を続けることが重要になります

何のために?

基本情報技術者試験は、IT エンジニアに必要な基礎の範囲を国家が定めた試験です。 それゆえ、この試験に合格すれば、ITの基礎が備わっていることの証明になるので、ITエンジニアとしてキャリアをスタートさせるのなら、最初に取っておきたい資格です。

どんな内容?

統計など数学、アルゴリズムとデータ構造、コンピュータ、OS 、メディア表現、データベース、ネットワーク、セキュリティ、Web 、アーキテクチャ、開発手法、プロジェクトマネジメント、経営戦略、プログラミング、これら全てが基本情報技術者試験範囲です。

試験内容

午前午後
問題数80問問1~問13
出題形式選択式多肢選択式
選択方法全問回答必須下記午後問題の詳細を参照
回答時間150分150分
合格基準60%60%

午後問題の詳細

問題数出題分野必須/選択
問1情報セキュリティ(解答必須)
問2~問5ソフトウェア・ハードウェア、データベース、ネットワーク、ソフトウェア設計、プロジェクトマネジメント、経営・関連法規など(4問の中から2問を選択)
問6データ構造及びアルゴリズム(解答必須)
問7~問11C言語、Java、Python、アセンブラ言語、表計算(1問を選択)

勉強方法は?

午前問題については下記のURL「過去問道場」を最低でも3年間分を8割以上とれるようにすることです。おすすめは10問解いたら戻って同じ問題を10問解いてみる。これを8回繰り返せば一回分のテストをだいぶ理解できるかと思います。

https://www.fe-siken.com/fekakomon.php

午後問題についても「過去問道場」で分野別で勉強できるので無料で取得したいと思っている方にはおススメのサイトになります。

https://www.fe-siken.com/fekakomon_pm.php