[AWS SOA取得向け]　AWSモニタリング及びロギングサービスの概要

AWSのモニタリング及びロギングサービスを利用して、システムにメトリックスとアラームを作成し、管理する方法を学びます。

メトリックスとはシステムの状態を把握するために定量化された指標のことで、EC2インスタンスのCPU使用率やELBのリクエスト数などが例としてあげられます。

SysOpsアドミニストレータアソシエイト試験に臨むために、メトリックスによってシステムがどのような状態か、どうやってアラームがトリガーされるのか知る必要があります。

また、メトリクスやアラームにもとづいてシステムを改善する知識も問われます。ボトルネックを修正する方法や、可用性・パフォーマンスを改善する方法を学ぶ必要があります。

AWSのモニタリング及びロギングサービスには次のものがあります。

SysOpsアドミニストレーター アソシエイト(SOA)試験ではCloudWatchの機能について特に理解が求められるので、個別のサービス紹介の前にCloudWatchの全体像を説明します。

　CloudWatchはAWSにおけるメトリクスのリポジトリであり、作成されたAWSリソースは自動的にCloudWatchにメトリクスを送信(Push)します。WEBサイトのページビュー数や、商品の購入金額といったアプリケーション独自のメトリクスも、APIを用いてCloudWatchに送信することで、ダッシュボードやアラームで利用可能となります。

収集されたメトリクスの統計を元にアラームを設定子、メール通知やAuto Scaling、Lambda関数をトリガーすることが出来ます。