[AWS SAA取得向け] ~S3 クロスリージョンレプリケーション~

[AWS SAA取得向け] ~S3 クロスリージョンレプリケーション~

S3パケットのクロスリージョンレプリケーション(CRR)により、リージョン全体に及ぶ大規模な災害に対して、他リージョンにデータをコピーする。

S3では、異なるAZでデータを分散して格納することにより高可用性を実現しています。しかし、その地域(リージョン)全体が大規模な災害により被災しまうケースでは、それだけでは対応できません。

 そのため、大規模被災に対してデータを保護する方法として、パケットレベルの設定によるクロスリージョンレプリケーション(CRR)があります。

S3ではデータを勝手にリージョン外にコピーをしない点が特徴的ですが、このクロスリージョンレプリケーションを利用することで、リージョン間でオブジェクトをコピーし、大規模災害時のS3のリカバリーを実現します。
 なお2019年9月にリリースされた、同一リージョン内でのコピー機能として、同一リージョンレプリケーション(SRR)もあります。